10Dで試写(2004/01/11)
撮影場所
 埼玉から比較的近い神津牧場に行ってみました。冬場は道路が封鎖されている所が多いので関東近郊で冬場天体撮影に使える場所はこの辺りしかありません。現地気温は−5〜7℃でした。

撮影対象
試写と言うことで分かり易いM31とM45を狙って見ました。

使用機材
撮影鏡筒:ペンタ100SDUF(F5.6仕様) ガイド鏡:ミニボーグ45ED

撮影の雑感
ピント合わせは当初Canonデジタル1眼用フォーカス確認ソフトで合わせる予定だったが、10DをPCに接続したら「デバイスドライバ〜」を要求されてしまった。当たり前といえばそうなのだが準備不足。しょうがないので今回はカメラファインダーで行う。
ファインダー自体は以外と見やすくM31もぼんやりながら観れた。

次はガイド環境。最初は赤道儀お任せのノータッチガイド。しかしガイドミス。経った5分の露光でもガイドミスとは...バランスが合ってないせいだろうか?
やはりオートガイドは必須の様だ。と言う訳でミニボーグ45EDにSTVをつけてオートガイドで撮影する。ミニボーグはファインダー脚に取り付けた。
さすがに5分程度のオートガイドではガイドミスは発生しない(当たり前?)

写りについて
画像レタッチ前
左は全くの未処理画像(RAW撮影時にjpg同時保存された画像)を縮小したものです。

撮影データは下記の通り
撮影日時:2004/01/11 19:23
露光時間:5分
感度  :800相当
ホワイトバランス:オート
現像パラメータ :コントラスト+1
         シャープネス+1
         色の濃さ+1
         色合い±0
光害の影響かバックグランドの締まりが今ひとつ。M31の中心部は飛んでないのでもう少し露光時間は延ばせそうな感じです。

画像レタッチ後
RAW画像をPHotoShopにて適当に画像処理した結果です。
露光時間:5分×2枚コンポジット
処理  :レベル補正、トーンカーブ補正
ちょっとピントが甘い様です。にしてもちょっと処理するだけで、銀河の腕の淡い部分まで写ってます。
しかし気になる点も。
星に色が付いてない、Hα領域が分からない(写ってない?)デジタルはそーゆーもの?

デジタルを使ってみて
1回撮り終えるとモニターに画像が表示される。銀塩なら現像を待たねばならないが、構図も含めてその場で確認出来るのは、これは便利。
またデジタルで気になるノイズも10Dに限っては殆ど気にならない。今回はダーク補正をしていないが、それでもそこそこ見れる画像になっていた。
もっとも冬場なので自然冷却されてノイズが低減されているのだと思うが...

問題点
ピント合わせ、低温からくるバッテリー電圧低下、バッテリー自体の持ちがありそうです。
バッテリーは2本持って行きましたが、どちらも30分も経たない内に残量0表示になってしまいます。バッテリーを交換して、ポケットで暖めておくとまた復活する事から低温時の電圧低下だと思われます。
しかしこれが面倒。また不安定過ぎなので、ACアダプター経由で電源供給に変更する必要がありそうです。