Hα領域の写り具合(2004/01/31)
ノーマル状態でのHα領域の写り具合は非常に気になる所です。なんでもカメラに取り付けられている赤外カットフィルターがHα領域の写りを悪くしているとの事で、望遠鏡販売店の誠報社や三つ星ではそれらを取っ払った改造品が売られています。
でもデジタル1眼は一般撮影にも使えるのが利点では?そこまでするなら素直に冷却CCDカメラを買った方が良い気がします。まぁそれでも値段は断然デジタル1眼の方が安いですが。。。

さて肝心の写り具合は画像を見て判断してもらいましょう。
画像はRAW画像をホワイトバランス”太陽光”に設定してjpeg出力した画像です(他パラメータは全て標準)
ISO800相当 露光時間:7分

バラ星雲です。7分でボンヤリながら写っています。カメラの液晶モニター上でも確認できました。
Hα領域は写りにくいと言われていますが、それほどでも無い気がします。それとも当たり品?
ISO800相当 露光時間:10分

モンキー星雲です。真ん中にやはりボンヤリながら写っています。こちらも液晶モニター上で確認できました。
そんなに写りにくいかな?逆に10分露光で写ってしまう方が驚異のような...
でも7分以上の露光から右端に赤カブリノイズが現れています。電源の熱ノイズだそうです。こればっかりはどうしようもありません。

写りにくいと言っても写らない訳じゃない
元々天体専用に買った訳じゃないのも有るのでしょうが、特に改造してまで写りを改善したい!と思うほど写りにくい印象は受けませんでした。逆に10分程度で、写ってしまう方が驚異のような気がします。
でも、もっと輝度の低い星雲だと、どうなんでしょうか?

輝度の低い星雲は写りにくい...
もともと輝度が高い星雲は写りやすい様です。バラ星雲やM31は眼視観望が出来る星雲なので非常に写りやすい。またモンキー星雲も銀塩では非常に写り易い星雲でした。しかし馬頭星雲は”馬頭”の部分こそ写っているものの、淡く広がる領域までは写っていない。単に露光不足なのもしれないが、この辺はもう一度調査の必要がありそう。また一角獣座のクリスマスツリー星団付近を撮ってみるのもいいかもしれない。