エコーラインから北アルプス連邦
2002/10/05
 来年よりマイカー乗り入れ規制と言うことで名残惜しい乗鞍ですが、乗鞍の星空を目に、フィルムに焼き付けるべく乗鞍遠征して参りました。当日は絶好の星見日和となり、紅葉狩りの観光客と相まって、エコーラインは畳平まで大混雑。5km進むのに2時間以上掛かってしまいました。
 また観望場所の駐車場も天文屋で満杯!それもそのはず、近くの山小屋は満室状態だそうで、一時は遠征自体断念か?なんて不安もありました(^^;
 さて今回は天文サークルのメンバーと遠征したのですが、私はもっぱら撮影にはまってしまい、Ninjaでの観望があまり出来なかったのが残念。だけど網状やM42はさすがは大口径でした。網状なんて何となく見えるでは無く、ハッキリと認識できてしまうし、M42はガスが立体的に見える…。さらにバラ星雲までもハッキリと分かるのには、恐れ入りました。10cmクラスでも見えるらしいのですが、あれほどは見えないでしょう。
こんなのを見せられてしまうと、もはや20cmクラスを所有している立場がなくなってしまいます。

 さらにサークル仲間が持ってきていた10cm双眼鏡で、勝手に天の川散策。秋の銀河には小さな散開星団が沢山ありますが、やっぱり2重星団の美しさは何度見ても飽きません。散開星団や球状星団は、写真よりも望遠鏡や双眼鏡で見た方が、ずっと綺麗な為、観望ではもっぱらこれらばかり。そして最後はM42!オリオン大星雲は、小口径から大口径まで、それぞれ味があって本当に美しい。10cm双眼鏡で見る姿は、丁度モノクロ写真よりも美しい。。
 こうして、いろいろな機材を覗かせてもらうと、つい欲しくなってしまう……


 さて撮影の方は、前回露出不足だったM31を再度撮り直し。さらにカシオペア座の散光星雲、プレヤデス星団、ぎょしゃ座の散光星雲と、秋の夜長を利用して、全て120分露出で撮ってみました。今回、乗鞍にしてはちょっと空の状態がよろしくなかった為、全体的に締まりの無いバックグランドになってしまいましたが、それでも何とか乗鞍での直焦点撮影が成功して良かったと実感。
 その一方で、ペンタ67の広角星野写真の方は1枚を除いて、極軸合わせミスによりほぼ全滅という結果に終わってしまいました。何という初歩的なミス。今回は先日入手したMS-3n赤道儀を初めて使ったのですが、それがまずかった。実は極軸の合わせ方がイマイチ分からなかったのが原因。極軸合わせミスで失敗したのはこれが初めて。

 今回の乗鞍は夕方から薄明が始まるまで、ずっと快晴でした。乗鞍で途中、ガスに妨げられることなく、終夜を通して星見が出来たのは去年以来の事。また10月という時期にしては、それほど寒くもなく快適な夜だったのも意外でした。それでも明け方には霜が降りてましたが……

 今回、観望に撮影に動き回っていた為に、薄明が始まる頃には疲れ果ててしまいました。機材撤収も妙に時間が掛かる始末。気づけばコード類もスパゲッティ状態になってるし……
でも予定通りの撮影が出来たのと、観望が出来て乗鞍遠征して本当に良かった。もうここへはマイカーでは来れないけど、バス等を利用してまた来たいと思うのでした。

エコーラインの紅葉