2004/12/11
 今年は8月以降、全く遠征できず仕舞でしたが4ヶ月ぶりにやっと撮影に遠征してきました。場所はこの時期としては珍しいしらびそ高原です。
 当日の関東地方は快晴で翌日から崩れるという予報でしたが、長野県南部は昼頃までは保ちそう感じがした為、同好会のM氏と予定通りしらびそに行くことにしました。
 出発は9:30過ぎで到着は16:30と7時間の旅。久しぶりの遠出だったのでかなり堪えます。現地に着くと既にM氏は機材を組み立てて準備万端、空の方は少し水蒸気がある様でしたが快晴で久しぶりに中判での直焦点撮影の準備をしてきた甲斐がありました。
 ちなみに現地での同業者は夕方時点で他1台、後から2台ほどやって来ました。。新月・週末・しらびそという組み合わせからするともう少し多いかと思いましたが意外と少なめでした。

 日も沈み暗くなり始めたので機材を組み立てて準備開始。ポツポツと星が見え出します。極軸、ピント合わせも終了した時点で19:00。この頃はまだ雲もなく絶好の撮影日和でした。ところが20時近くになると西〜南に怪しげな薄雲が広がり始めます。とたんに星々の輝きが失われることに・・・
 せっかく銀塩で準備をしてきたので、ボンヤリとした星空にかなりガッカリで、かなり諦めムードが漂ってきます。どうもしらびそとは相性が悪いのかまともに快晴だったのは1回位しかない気がします。
 M氏と雑談をしながら時間を潰しますが、薄雲は消え去ったりまたやってきたりの繰り返し。それでも何とか星が見えているのでフィルムテストもかねて予定していた対象の撮影はしていました。

 話題のマックホルツ彗星ですが、後からやってきた飯田の人に双眼鏡や望遠鏡を覗かせて貰うことが出来たので、初めて見ることが出来ました。意外とコマが大きく見易いですね。これなら都市部でも観れるのも納得です。でも尾は判りませんでした。やっぱし彗星は尾が肝心かな。

 さて空の方は0時を過ぎると幾らかマシになってきます。それでも薄雲が通り抜けたりするので余り条件は良くありませんが、折角来たので撮影だけはしておきます。

 ところで南アルプスの尾根の間に明るい星が光ってることに気づきます。あれはカノープス?位置的には間違いありません。いやいや国内で初めてカノープスを見ることが出来ました。思っていたよりもずっと低空でかなり条件が揃わないと観れそうに無い感じです。しかし明るさはシリウスに次いで2番目と言うことで極低緯度ながら明るくハッキリとしています。
 ところでこの日の気温が夕方時点で0℃。標高1900mでこの気温ですからかなり暖かい方です。また風も殆ど無かったため体感的にも比較的楽な方でした。

 空の方ですが2時過ぎになると薄雲もなくなり、空の条件はかなり良くなってました。しかし睡魔が・・・とりあえず最後の撮影対象のモンキー星雲の撮影を開始し終了まで眠りにつきます。。。
 最後の撮影を終了した後は機材の電源を切るくらいで、あとはそのままで眠りにつきます。相当疲れていたのかシュラフに潜り込むとあっという間に熟睡していたようです。

 目が覚めたのは8時前。真っ青な空で快晴です。機材を片づけ、腹が減ったので飯を食べ、M氏と雑談をするうちに10:30を過ぎてしまいます。気温も上がってきたので路面も大丈夫かなと思い現地を10:50頃に後にしました。
 遠征自体は夜半前は薄雲にやられましたが、後半は条件も良くなり遠征自体は70%満足と言ったところです。カノープスも観れたし。