2004/12/30
 今年最後の星撮影に内山峠まで出かけてきました。ねらいは明るくなってきているマックホルツ彗星(2004Q2)です。29日に関東地方は雪が降ったため、内山峠付近は積雪が有るだろう事は予想できました。そのため午前中にスタッドレスタイヤに履き替えてもらいました。

 タイヤ交換作業に時間が掛かり、結局現地に着いたのは17:30頃になってしまいました。国道254から神津牧場へ通じる林道は、予想通り完全な圧雪路でとてもノーマルタイヤで走れる状況ではありません。また外気温も既に−5℃と路面凍結気温です。

 肝心の撮影ポイントに着いたものの、やはりというか全く除雪されておらず一面雪です。でも既に17:30を回っているし、19:30過ぎには月が出てくるため、さっそく機材準備を始めます。デジだと機材数が少ないので15分もあれば完了です。

 機材の組立も終わり、早速マックホルツ彗星を導入と・・・思いきや何と全体的に薄雲が広がってきているじゃありませんか。。。天気が崩れ出す前兆なんでしょうか?でも、時間がありません。薄雲といってもホントに薄い雲なのでとりあえず撮影してみます。

 3分露光・・・プレビューで確認。うーん、イオンテイルの写りが淡すぎ。ニート彗星と比較しても淡すぎる。露出が足らないのか、薄雲の影響なのか。今度は4分露光・・・プレビューで確認。余り変わらない・・・逆にバックのカブリが酷くなってしまった。
 結局3分露光で後はインターバルで自動撮影に切り替えます。ここまでで19:00頃。あとはボンヤリと双眼鏡で彗星を観察してみました。

 彗星自体はかなり明るく肉眼でも位置さえ分かれば簡単に見つかります。双眼鏡(12x40)で観ると、M31より一回り大きく、かつ明るく見えます。M31が3.5等だから、3.2等とかそんなものかも知れません。
 しかし、彗星の美しさの尾は全く分かりませんでした。もともとマックホルツ彗星は、太陽・地球・彗星の位置関係から彗星を正面から見る形になるため、見かけ上尾は長く伸びることはないようです。それでもアストロアーツのマックホルツ彗星の画像を見ると、条件次第ではかなり複雑な尾が写るようですが・・・

 空の方は、当初よりも大分良くなってきましたが、月が昇ってくる時間が迫ってきたため、撮影は終了し20:00に撤収となりました。

 それにしても寒かった!雪上だと雪の冷気で地面に近いほど寒く、足の裏が痛くなってしまいました。

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 後日、期待薄のマックホルツ彗星の画像をステライメージ4で処理してみると、核から何本もイオンテイルが出ている様子が写ってました。