NGC2903
2005/03/14
 1ヶ月ぶりに星狩りに出かけてきました。目的はデジタル1眼で春の系外銀河撮影です。実は先月も同じ目的で出かけたのですがピントノブは壊れる、天気は悪いで撮影どころではありませんでした。そんな訳で再チャレンジです。

 当日は寒気南下に伴い、雲が多かったのですが夕方には寒気も抜け、ほぼ快晴になってくれました。しかしいつもの内山峠付近だけは寒気の名残か雲が取れない様子。先月の事もあるので急遽場所を妙義山に変更しました。

 初めて行ったので撮影に適した場所があるか分かりませんでしたが、広い県営駐車場があり、またその駐車場の下にも未舗装ですが広い敷地があり、観望・撮影に適していると感じました。駐車場には綺麗なトイレもあります。(20:00頃消灯)
 県営駐車場の方は車が入ってきそうだったので未舗装の敷地奥で撮影することにしました。

 今回の機材はALTER-7+EOS 10Dの組み合わせです。長焦点撮影のためガイド鏡はBORG76を持っていきました。ALTER-7で惑星以外を撮影するのは今回が初めてです。さて上手く撮影できるのか...

 22:00近くになると、月も西に傾きだしたので撮影準備に入ります。最初の撮影対象は獅子座の口先にあるNGC2903です。

 ここでいきなり問題発生。ファインダー越しでは全く対象が分からない!対象確認アダプターが必須でした。
 とりあえず1分露光でプレビュー確認して視野をずらしますが、なかなか中心に来ません。結局面倒なので大方中心にあれば良いやと投げやりに...
 露光時間を10分にセットして撮影開始します。

 ...10分経過。早速プレビューで確認。思っていた以上に細部構造が写っている!これは凄い。今まで系外銀河は小さすぎて全く撮る気がしなかったが、デジタルだとこうも写ってしまうのか。
 その後はM65,66、NGC4565、M51、M101、M64と撮影。今回は初めてなのでM天体をメインに撮ってみました。
 写りはプレビューを観るたびにデジタルの解像力の高さを実感するばかり。心配していたガイドミスも思ったほど悪くありませんでした。

 撮影中は特に問題ありませんでしたが、周りが異様に騒がしい。どうやら妙義山は自称”頭文字D”達の遊び場でもあるようです。そういえばヘアピンカーブや県営駐車場にタイヤ痕が沢山付いていたっけ。非常に五月蠅い。。。やっぱりいつもの内山峠の方が落ち着いて撮影が出来るなと実感。

 さて肝心の星空の方ですが、内山峠より標高が低く、また東は前橋・高崎に近いため、かなり光害が気になります。ただし西側は佐久の街から遠いため、内山峠よりも条件は良さそうでした。でも全体的には内山峠の方が標高がある分、星々に明るさがある気がします。

 最後のM64を撮影した時点で3:00過ぎ。さすがにきつくなってきたので、ダークは自動撮影させて早々に眠りにつきます。それにしても寒い。



NGC4565

 目が覚めると丁度朝日が昇ってくる所でした。朝焼けに染まる空、妙義山の岩肌が赤く染まる様子がとても綺麗だったので、すぐに起きてカメラを向けてシャッターを切るが、変なミラー音が...そしてErr99表示。どうも寒さでカメラが動かない様子でした。

 電源ON/OFFを繰り返したり、レンズを外したりしても同じ。カメラ操作をしている内に空には雲がどんどん沸いてきて空全体が薄曇り...
 結局撮り逃してしまったけど、☆は撮れているので良しとしましょう。

 その後、機材を片づけて現地を後にしたのが7:00過ぎ、途中サービスエリアで休憩していたので家に着いたのは11:00頃でした。

 ところで1月からETC通勤割引が開始されました。高速道を利用する時間を通勤割引適用時間帯に合わせれば、なんと50%割引!内山峠くらいなら夕方出発、朝方帰路というパターンになるので、これを利用しない手はありませんね。